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interview

今、最もアツいガールズバンド、Silent Siren(通称 サイサイ)。そんな彼女たちが10月30日に、４枚目となるシングル「Ｉ×Ｕ」をリリースする。今回、シングルでは初となるバラードに挑戦した「Ｉ×Ｕ」に秘めた思いとは？　また、今後のサイサイの目標やファンへのメッセージなど、熱く語ってもらった。

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待望の4thシングル「I×U」の聞きどころにせまる！

---新曲の「アイミスユー」について、まず、「Ｉ×Ｕ」という表記には、どんな意味があるんですか？---

すぅ：「Ｉ」と「Ｕ」は、もちろん私とあなたを表していて、「×」は“かける“という意味と、間違った時に使う”バツ“の意味を込めました。

---バツ＝間違い＝ミス、ということですか？---

すぅ：そうですね。「間違った恋かもしれないけど、それでもまだ私はあなたのことが好きで、また会いたいと思ってしまう……」みたいな、切ない恋心を表現したかったんです。

---ジャケットのキーカラーが白なのは、やはり冬をイメージしてですか？---

あいにゃん：はい。冬の世界観を表現したかったので、衣装も楽器も雪をイメージして、すべて白で統一してみました。

---サウンド面で力を入れたところや、初挑戦したところなどがあったら教えてください。---

すぅ：ストリングスをいくつか入れたり、１２弦ギターで音に温かみをだしたり……そのほかにも、高い音のギターと低い音のギターをそれぞれ１本入れて、計３本のギターを使いましたね。音のバランスが難しくて、色々試しながら作りました。

---切ない歌詞はどのような経緯で生まれたのですか？---

すぅ：冬は寒いから切なくなってしまって、前に好きだった人の思い出や温もりなどを思い出して、なかなか前に進めない失恋独特の感情を表現したくて「I×U」の歌詞ができました。すごく切なく、誰しもが共感してくれるような、一度は経験があるような、そんな歌詞なのでそこを聴いて欲しいです。

---シングルとしては、初のバラードですが、演奏してみてどうでしたか？---

ひなんちゅ：バラードは、ちょっとでもリズムが崩れてしまうと、世界観が壊れてしまって、特にドラムは、ひとつのミスも許されないので、感情を込めながら、一音一音を大事に演奏しました。

---今後、挑戦してみたいジャンルやテイストなどはありますか？---

ひなんちゅ：これまでは、ポップなものを中心に、バラードやロックテイストな曲を演奏してきたので、これからは、それにプラスして、エレクトロっぽいものなど、枠にとらわれない曲を作っていきたいと思っています。

---今回のシングルに収録されている3曲の中で、特に気に入っていたり、演奏していて楽しいと思う一曲はどれですか？---

ひなんちゅ：それぞれ演奏していて本当に楽しいし、気分によって聞き分けたり、セレクトしたり、気持ちの入れ方も違ってきますね。「I×U」はしっとりした感じで演奏するし、「まだ見ぬ明日を」は、ヘドバンだけの練習をするくらいロックな曲ですね（笑）。「LOVE FIGHTER！」は、振り付けがあって、かわいらしいイメージで、３曲ともテイストが違うので、全部好きです！

---それぞれ、楽器や演奏中のこだわりなどありますか？---

あいにゃん：私は、今回の「Ｉ×Ｕ」から、フェンダーの白いジャズベースにかえたんですけど、ヴィンテージ加工とかしてもらってすごく気に入ってますね。
ひなんちゅ：うーん、特にこれといってないんですけど、演奏の時はいつもコンバースをはいてます（笑）。あとは、椅子の高さには毎回すごくこだわってますね。
すぅ：私、ライブの時、自分の立ち位置とか、マイクとか、エフェクターの位置がちょっとでもズレてると落ち着かないんですよ。演奏中は感覚だけでエフェクターを踏めるように、毎回スタッフさんとしっかり確認し合ってますね。位置はすごくこだわってます！
ゆかるん：私は、音色選びに毎回こだわってます。サイサイのキーボードって、印象的なフレーズがたくさんあって、同じフレーズでも、音をまるくしたり、尖らせたりするだけでだいぶ違ってきちゃうので、そこを毎回気をつけてますね。