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Gacharic Spin Special Interview
interview
Gacharic Spinというバンド。
――パフォーマーがメンバーに入った経緯を教えてください。
オレオ：ボーカルが抜けた頃に、一度だけダンサーをゲストに迎えてライブをしたことがあって、それが好評だったんです。そして、メンバーと相談して、私とドラムのはなのツインボーカルでこれから活動していこう！ となったんですが、2人とも担当する楽器で手足がふさがっているので、手となり足となる表現者をメンバーとして迎えたいという結論になって。そこからピエロやマジシャンなど色んな方に声をかけた末、パフォーマーの2人が加入する運びになったんです。
――かなり多方面の方に声をかけたんですね。
KOGA：そうなんです。ニューハーフの方が加入していた可能性もありました（笑）
――FKOGAKOGAさんは自らの教則DVDや、自らの機材をモデルとしたベースを発売するなど、ベーシストとして幅広く活躍されていますが、特別な練習方法などはありますか？
KOGA：練習法とはちょっと違うんですけど、私はもともと楽器や音楽にそれほど興味がなくて、当時の先輩に「ベースを弾く人がいないからやって」と言われてベースを始めただけなんです。当時は、自分自身にこだわりがなかったので「このジャンルの音楽面白いよ」って言われたらなんでも聴いていました。そうやって、柔軟に色々なことに取り組んでいたこが、自分にとって大きかったんでしょうね。
――カップリング曲の「TAMASHII」の歌詞には、とても共感できる部分があります。どのように生まれたものなのですか？---
KOGA：ガチャピンは元々いたセンターボーカルが脱退しているので、当時はまっさらな状態からの仕切り直しになってしまったんです。でもそれがあったからこそ今の編成になったし、ピンチをチャンスに変えられました。そういったバンドのこれまでの歴史や、その中で生まれた喜びや悲しみ、それを乗り越えて未来へ向かって進もうというテーマで作りました。
――オレオレオナさんも、音楽専門学校にてセミナー経験されたりしているようですが、どういったことを、特に強く教えていたんですか？
オレオ：楽器を上手に弾くだけなら、練習さえすれば、いくらでもできると私は思っていて、それよりも魅せながらも演奏は雑にしないことをテーマにしています。
――たとえばどんなことを？
オレオ：「私のキーボードだったら、弾きながら足をかけていいよ」とか、あとは、私の“光るブラジャー”をつけさせてあげたりとか（笑）。普段できないことを教えています。
――光るブラジャーはガチャピンの衣装の中でも特徴的ですね（笑）
オレオ：あれは私の手作りで、発砲スチロールの球体を削って、中をくり抜く地道な作業で作られているんですよ。
KOGA：すごく時間がかかっているよね（笑）
オレオ：そう。時間がかかるし、ゴミもたくさん出ます。しかも、それをKOGAさんの家でやるっていう（笑）