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Morbid Sloth Special Interview

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彼らが「a」に込めた想いとは…

――8月21日にシングル「a」がリリースされますが、タイトルに込められた想いとは?

Smith:曲中に、“ひとつのはじまり”と”ひとつのおわり”という歌詞が含まれています。ちょうどこの曲を作っていた頃、ベースが脱退するタイミングだったので、また新たなスタートというか、「生まれ変わろう」という想いで、アルファベットの始めの文字で”ひとつの”という意味の「a」にしました。

――「a」を小文字表記にした理由はなにかあるのですか?

Smith:大文字で「A」だと、“エース”という意味を持ってしまうので、何か違うかなと思って。あとは、やっぱり見た目ですかね(笑)

――曲の最後に、語りが入っているのですが、そのフレーズを入れた経緯とは?

Smith:以前リリースしたCDにも語りの部分があって、その流れで、今回の「a」にも入れました。そういう部分が、バンドの売りでもあるんで。

――楽曲制作の方法について聞かせてください。

Smith:僕の場合はパソコンで打ち込んだりせず、頭にいろいろと思い浮かべた言葉を、その場で、弾き語ってメンバーにイメージを伝えていますね。

――それは何か理由があるのですか?

Smith:打ち込んだデモを聞かせてしまうと、イメージがかたまってしまって、なかなか、そこから離れられないので、あえて言葉で伝えることを意識してやっています。
Kenny:僕は逆に打ち込みでベースとドラムを作り、さらにギターを乗せて作ります。

――曲を作るなかで特に意識していることはありますか?

Smith:バンドをやっている人は楽器の音も聞くと思うのですが、そうでない人はまず歌を聞くと思うので、歌を殺さないように作りつつ、ひとつひとつのバランスも大事にしていますね。
Kenny:僕が大事にしていることはメロディですね。そこを殺さないようにするのが大前提なんですけど、自分が聞いてて、感動したり、「いいなぁ」と思ったりする曲じゃないと意味がないので、そこも大切にしています。

――SmithさんはCDジャケットやフライヤーのデザインも担当されているそうですが、バンドの楽曲制作に活かされたことってなにかありますか?

Smith:デザインの方があとから始めたんで、逆に楽曲がデザインに活きてるって感じですかね。自分が考えている景色や情景をデザインに残すことで、曲の想いが相手に伝わると考えています。

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