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moto Live "moto color -あか-" ライブレポート 6/27

★★

多彩な表現で歌い上げるmoto。今回の色は“あか”

6月27日 渋谷O-Crestで開催された、ワンマンライブ 『moto color -あか-』。 今回のライブは、前半はアコースティックバージョンで、後半はバンドバージョンと、様々なスタイルのmotoが見られ、ファンにはたまらないライブ構成となっていた。 会場にはたくさんのファンが待ちわびる中、予定時間を少しまわったところでついに本人が登場。客席からは歓声が沸き起こる。
1曲目の「夏のしるし」は、夏らしさ溢れるさわやかな楽曲。アコースティックギターにのせ、彼女の透き通る歌声が、会場を震わせる。生で聴く歌声は、華奢なルックスからは想像がつかないほど力強く、圧倒されてしまうほどだ。その歌唱力と表現力で、はじけるような明るい曲から、女性らしいしっとりとした曲まで、見事に歌いきった。
6曲目の「squall」が終わると、一旦ステージの奥に消え、しばらくすると、バンドメンバーと共に赤いTシャツに着替えて登場したmoto。アコースティックバージョンとは打って変わって、パワフルな演奏を見せてくれた。 途中のMCでは、彼女の愛嬌溢れるキャラクターが客席を和ませた。motoの無茶ぶりによる楽器隊の即興セッションも、打ち合わせなしとは思えないほどのクオリティで、ファンをさらに熱くさせた。
そしていよいよ、2ndミニアルバム『moto Ⅱ』の目玉曲でもある「ビー玉」を披露。お客さんも、待ってました! と言わんばかりの歓声を上げた。 アンコールでは、淡く光る青いバックライトに照らされながら、弾き語りで「Rain」を聞かせてくれた。ミニアルバムにも収録されているこの曲は、「短い時間で集中してやった方が、絶対にいい出来になる」という本人の意思で、わずか一時間という短いレコーデングの中、一発録りしたそうだ。
アンコール終了後、帰り支度をはじめた客席がどよめいた。あらかじめ会場に設置されていたスクリーンに、突然「ビー玉」のPVが流れたからだ。今回初公開となったそのPVに、観客はくぎづけ。そして、映像が流れ終わると、自然と拍手が起こり、みな満足げな表情で会場を後にしていた。
一曲一曲歌い終わる度、胸に手を当てながら深くお辞儀をしていた姿が、とても印象的だった。motoがMCの時に見せる無邪気な性格とは対照的な、その謙虚な姿も、ファンに愛される理由のひとつなのだろう。 大成功で幕を閉じた「moto color -あか-」。次回のワンマンライブ『moto color -きいろ-』にも期待したい。

セットリスト
1. 夏のしるし 2. あの空の下で 3. 桜の声 4. Field Of Life 5. pp 6. squall 7. Feeling 8. 僕は知っている 9. Love in Blue 10. 恋心 11. 君以外愛せない 12. ビー玉 13. コドク 14. Rain

next oneman live
moto color -きいろ-
2013年9月26日(木)
Shibuya O-Crest
開場18:30 開演19:00
前売¥3000 当日¥3500(DRINK別)
詳しくはオフィシャルHPをご覧下さい。
http://clearsky.co.jp/moto/

 

(ライティング:真鍋 コーディング:真鍋・冨塚  撮影:冨塚)

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