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女の子図鑑vol.1 SHIBUYA-AX

COLORS2012 @新木場スタジオコースト

注目アイドルが一挙集結。

4月30日 SHIBUYA-AXにて、2013年注目のアイドル達が出演する合同イベントが開催された。 CD&DLでーた別冊 「girls-pedia」とのコラボーレーションとなったこのイベントは、『女の子図鑑』と名付けられ、さくら学院、吉川 友、PASSPO☆の3組が出演。それぞれが会場を湧き上がらせるステージを見せてくれた。 会場がオープンすると、たくさんの人の波がAX内へと流れ込んでいく。急いでホールへ入りたい気持ちがこちらにも伝わり、その熱はやがて会場全体を取り込み、イベントの盛り上がりを予感させた。 そして、大きな歓声の中、イベントがスタートし、司会進行のタイムマシーン3号が登場。観客との絡みで、会場をあたためたところで、サポートMCとして吉川 友、そしてPASSPO☆の根岸愛、奥仲麻琴もトークに加わる。さくら学院のステージが終わり、ここでトークへ。PASSPO☆から増井みおと槙田紗子、そして先程ステージに立っていたさくら学院の杉﨑寧々、水野由結がトークへ加わり、アニメの話でお互いに意気投合するなど、単独ライブでは見ることのできない一面を見ることができた。

トークが終わり、ついに本編がスタート。さくら学院のコールがされると、ソワソワした雰囲気の中で徐々にテンションが上がって行く。まずパジャマに身を包んだ~帰宅部 sleepiece~が現れて、とてもキュートなパフォーマンスを見せる。さくら学院は「学校」をコンセプトに“教室エンターテイメント”を活動方針にしたグループで、“部活動”と呼ばれる個性に満ち溢れた派生グループがあるのも特徴だ。その後、サプライズで~クッキング部ミニパティ~が、さらにサイケデリックな雰囲気を見せた~科学部 科学究明機構ロジカ?~といった部活動のステージが続く。それぞれがパフォーマンスを終えると、ついにさくら学院がステージに。学校のチャイムが鳴り、ライブ開始の合図だ。合唱曲「school days」から、キラーチューン「ベリシュビッッ」へとテンションを底上げするような流れを見せる。はじけるようで、とてもアクティブなステージだ。ラストの「オトメゴコロ。」は、ロックチューンで背のびした大人っぽさのようなものを感じた。最後まで、はつらつとした姿を見せたさくら学院に、大きな拍手が送られる。

トークが終わり、次の吉川 友へ。ソロではあるが、その堂々とした面持ちは、アイドルと言うよりも1人のシンガーと言っても良いかもしれない。最初からパワフルで、疾走感のある楽曲で、少しずつボルテージを上げたと思ったらMCでは観客を笑顔にさせるようなユーモアも盛り込み、トーク力の高さも垣間見せた。MC後には発売されたばかりのアルバム『Two YOU』からの楽曲「TO BE...」を披露。壮大であり、力強く、より感情的だ。「ダーリンとマドンナ」ではバックスクリーンに流れる映像と、ステージで踊る本人とがリンクし、さらにそこへ緻密な照明が加わると、観客の熱が一気に上がる。その後デビュー曲「きっかけはYOU!」から最後の曲「ずっとずっとずっと君が好きだ」へ。アイドルらしいさわやかでノリやすいポップなパフォーマンスを、たくさん見せてくれた彼女を、観客は精一杯のかけ声と拍手で賞賛する。

ここで、再びトークコーナーへ。吉川 友、さくら学院の堀内まり菜、菊地最愛が登場し、マイブームや今後の抱負などを語り会場を盛り上げた。トークが終わり、いよいよオオトリのPASSPO☆のライブがスタート。飛行機内のアナウンスが流れると、観客のとても大きな歓声が起きる。キャビンアテンダントをイメージした衣装で“空と旅” をテーマに活動するPASSPO☆ならではの演出だ。ステージは、期待通りの迫力で、アイドルではなくロックバンドのライブを見ているようで、1曲目の「WING」に続いて、サマーチューン「ViVi夏」を披露。パワフルで、どんどん熱さが伝わってきた。5月11日にAXワンマンを控えた彼女達は、広いステージを目一杯使って、大きなパフォーマンスを見せてくれた。 アイドルのライブならではの“ミックス”も完璧で、会場の一体感がみるみる内に増していく。また、今回のステージでは5月に発売される新曲「STEP&GO」も聞くことができ、これでもかと言うくらい、ボルテージが上がって行った。観客ももちろん楽しそうなのだが、ステージの彼女達が1番楽しそうであった。見入っているうちに、アイドルらしいがむしゃらな姿とライブ感に満ち溢れた彼女達のステージは終演した。無事にイベントのトリを務めたPASSPO☆への大きな拍手、歓声が会場を包んだ。

すべての演目が終わり、観客は満足げに帰って行く。みんな笑顔でいっぱいだ。お客さんに元気を与える瞬間を、体感できたような気がした。出演したアイドル達は、キラキラと輝くその姿の中に一生懸命さを秘めている。きっと、そんな姿に人々は惹かれ、彼女たちを応援しているのだろう。このイベントで、改めて今後が期待されているアイドルとしてのポテンシャルの高さを感じることができた。

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