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サマーソニック2014 ライブレポート 8月16日~8月17日

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~いま注目のアーティストが勢ぞろい!~ サマーソニック2014 1日目

日本最大級の夏フェス、サマーソニック2014が8月16日、17日の2日間、幕張で開催された。今年のサマソニもさまざまなタイプのアーティストが出演しており、15 年目を迎えるのにふさわしい豪華なラインナップである。会場に到着するとすでにたくさんの人たちが集まっていて、はやく始まらないのかとワクワクしている姿が伺えた。

まず始めにソニックステージへ向かい、京都出身の5人組バンドHAPPYを観に行く。彼らの音楽は60年代、70年代の洋楽を感じさせ、まだ平均年齢20歳とは思えないほどの堂々たるパフォーマンスをみせつける。観客はリズムに合わせながら体を揺らし楽しんでいた。

次にレインボーステージでサマソニの常連といってもいいWHITE ASH。はじめにアッパーチューンの「Crowds」、「Number Ninety Nine」、ライブの定番曲「Paranoia」と立て続けに披露し、一気に会場を盛り上げる。その後も新曲の「Hopes Bright」、代表曲である「Jails」、「Stranger」などを演奏しライブは終了。

ガーデンステージに到着し、まず昼食をとった。そして食事を終えると同時にESP学園の卒業生が在籍するバンド、もるつオーケストラのライブが始まる。関西出身のパーリーファンクバンドである彼らは、ごきげんなライブをみせ、最後にサビが印象的な彼らの代表曲でもある「四国アイランド講座」を披露し、ステージを終えた。

Fear, and Loathing in Las VegasとBABYMETALを観るためにすぐにマウンテンステージへ向かう。その道中にTOKIOのライブが気になったのでネットで調べてみると、もの凄い盛り上がりだったらしく、観られなかったことに少し後悔した。

そしてマウンテンステージに着くとFear, and Loathing in Las Vegasのライブがスタート。「Acceleration」、「Scream Hard as You Can」と披露し、序盤からフロアの盛り上がりはハンパない。リリースされたばかりのアルバム『PHASE2』からも数曲演奏され、観客たちはタオルを振り回したり、モッシュしたりと思う存分に彼らのライブを楽しんでいた。最後に「Twilight」でオーディエンスをさらに盛り上げ次へとつなげる。

続いてアイドルとメタルを融合したメタルダンスユニット、BABYMETALが登場。会場の後方まで人でいっぱいだ。いま世界でも注目されている彼女たちは、激しくヘッドバンキングをしたりにモッシュのような動きをしたりと、アイドルとは思えないパフォーマンスをみせる。また神バンドと呼ばれる人たちのへヴィーでテクニカルな演奏には痺れた。アイドルファンだけではなくメタルファンも虜にさせるのも納得できる。

ビーチステージでLA出身のいま注目のシンガーソングライター、ZAK WATERSを観る。ポップでダンサンブルな「Runnin Around」、今、最も才能溢れる若きプロデューサーと呼ばれているMadeonとのコラボ曲「The City」などを披露。途中から雨が降りだしたがその場にいた人たちはそんなことは気にせずに終始ノリノリで楽しんでいた。

急いで移動し再びレインボーステージに向かう。到着するとすぐに台湾のメタルバンド、CHTHONICのライブが始まる。この日は台湾の伝統的な楽器を使用するアーティスト「采風楽坊」とコラボし今まで観たことのない壮大なステージをみせてくれた。ラストには大合唱が起こり最高の形で締めくくる。

そしてCrossfaithの登場だ。SEが流れ始めると観客たちが一斉に前へと押しかけ「We Are The Future」でスタート。ライブ中、何度もサークルやウォールオブデスが起こり、大いに楽しんでいる。圧倒されてしまうほどの破壊力のあるサウンドは日本のバンドとは思えないほどのレベルだ。最後は「Leviathan」でオーディエンスを座らせた状態からの一斉ジャンプを敢行し、観客の大きな歓声と熱気に包まれたまま終了する。

少し時間ができたため会場全体を回ってみるとソニ飯、SONICARTと呼ばれるものがあり、音楽以外でも楽しめることができるのがサマソニの魅力の1つだと思った。そして最後にモンスターロックバンド、ARCTIC MONKEYSを観るためマリンステージへ移動する。

雨はすっかり止んでおり、辺りも暗くなっていた。そんな中ライブがスタートすると他のステージとは比べ物にならないくらいの大歓声が上がる。スクリーンに映し出される観客の中には、始まって間もないのにすでに泣いている人たちがいた。新旧織り交ぜたセットリストで全20曲披露し、トリを飾るのにふさわしいベストなパフォーマンスをみせ、ライブは終了。そしてメインステージの終わりを知らせる花火が打ち上げられ幕を閉じる。

サマーソニック2014 1日目。曇り空で途中雨が降り出すなど天候には恵まれなかったが、皆思う存分に楽しんでおり最高の1日だったのではないだろうか。

長谷川 拳

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