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COLORS2014 ハイカラキャンディーズ ライブレポート

キャンディーズ

女性ボーカルハイカラロックバンド

曇り気味だった空が次第に晴れてきた中、トラックステージの3番手を務めたのはハイカラキャンディーズ。1曲目は「春一番」で幕を開けた。転換中はまばらになっていた会場周辺のオーディエンスが彼らの音を耳にしたのか、どんどんと集まってくる。どこか”和”を感じさせるきれいな曲調と力強い歌声、パフォーマンスが客席を魅了する。続くMCでは「時間がたつのは当たり前で、何もしなかったら過ぎていってしまう」と自らの想いを発し、さらに「このメンバーでやれるのがうれしい」とメンバーへの感謝を伝える姿が印象的だった。次の曲は「ハイライト」。キャッチーで聞きやすいメロディーとメッセージ性の強い歌詞に、AメロBメロではパワフルな歌声で、サビでは打って変わり透き通るようにきれいなファルセットで歌い上げる。メンバーへの感謝の気持ちを大切にしている彼女たちならではの演奏だった。最後の曲は最近ミュージックビデオも公開された「Co」。とても夏を感じさせる曲だ。ここでボーカルの圓藤はキーボードを演奏しながらのパフォーマンスにうつり、オーディエンスはドラムのリズムにあわせて手拍子で応えることでトラックステージはひとつになった。初めてハイカラキャンディーズのライブを見る人が多い中で、これだけの一体感を作り出すことができたのは、やはり彼女たちの作る曲には聞いたことがなかった人でも思わず聴き入ってしまう良さがあるからではないだろうか。
今後も精力的に活動してく彼女たち、ぜひライブにも足をはこんでみてほしい。

セットリスト
1.春一番
2.ハイライト
3.Co

<ライティング:鈴木 コーディング:鈴木 写真:SAGA AKIHIRO>

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