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COLORS2015 Morbid Slothライブレポート
心に響く音
暑さのピークも過ぎた夕暮れ時のTruck Stageに登場したのは、メンバー２人がESP学園出身の４ピースバンド、Morbid Sloth。
まず「a」という曲が始まる。ギターとベースから始まる美しいイントロで、ざわついていた観客も静まり、そこからの高く優しい歌声に、目を閉じて静かに体を揺らして聴いている人もいた。曲の終わりに「僕たちの苦悩と葛藤の日々に、ひとつの終わりを」と言って、そのまま２曲目の「hourglass」につないだ。ヴォーカルがイントロで手拍子を始めると、客席も楽しそうに皆が手拍子を始める。曲が終わると、笑顔で「ありがとう」と、一言つぶやく。そして「楽しくて最高の日にしましょう。ありがとうございました」と伝えて、３曲目の「after conflict」がスタート。演奏がはじまるとたくさんの手拍子が起こり、メンバーもサビに近づくと、とても気持ち良さそうな笑顔で演奏をしていた。すべての楽曲が終わると、客席を見渡して静かに「ありがとうございました」という言葉とともに幕が閉じる。
非常に高い演奏力、歌唱力で観ている人の心に美しく響きわたる音楽であった。
セットリスト
1. a
2. hourglass
3. after conflict
<ライティング：藤崎生 コーディング：藤崎生>
