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COLORS2015 PANDEM ライブレポート
一体感を見せつけた瞬間
日も沈み始め風が涼しくなってきたころ、5組目に登場したのは全員がESPミュージカルアカデミーの在校生であるPANDEM。本番前の等身大の姿から打って変わって、ライブが始まった瞬間にその印象とはガラリと変わる。「ついて来いよ！ 飛べ飛べ！」とかけ声を上げ、会場を盛り上げる。
１曲目は「U.N.K」からスタート。ロックな曲調に、観客とヘドバンをしたり、ジャンプをしたりと、一体感を見せた。２曲目は「SNSでの顔と現実世界での顔の二面性を持っている人のことを俺たちは“半分マン”と呼ぶ」と曲の説明をし、「半分マン」を披露。曲中には、祭りなどで聞かれる和太鼓の音をSEとして使うことで、ロックと和を組み合わせていた。つづくMCでは「たかがTruck Stageかもしれない。だけどここは夢を見せてくれる場所。集まってくれた人、このステージを作ってくれた人たちに感謝します」と涙ながらに感謝の言葉を口にした。ラストはヴォーカルの「O.S.K」というシャウトで始まり、最後まで観客と一体化し、「ありがとう!!」という言葉で終了。15分という少ない時間ながらも、会場を盛り上げた。
演奏後には、司会者から「半分マン」の続きは作らないのですか？ と質問され、悩んだ末に観客に作ってほしいか聞き、その反応から新たな制作意欲を燃やすことになった。在校生ということで、今後はどうなっていくのか、「半分マン」の続編はどうなるのか、更なる活躍に期待したい。
セットリスト
1.U.N.K(ウンカ)
2.半分マン
3.O.S.K(オシッカ)
<ライティング：中野 コーディング：中野>
